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節物
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せつぶつ
ふりがな文庫
“
節物
(
せつぶつ
)” の例文
卯花と云ひ、
郭公
(
ほとゝぎす
)
と云ふは、皆夏の
節物
(
せつぶつ
)
である。霞亭は夏に入つて猶福山にゐたのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
而して半日の観劇を終りたるの後、予は「かの丸薬」の幾粒を口に
啣
(
ふく
)
みて、
再
(
ふたたび
)
予が馬車に投ぜん。
節物
(
せつぶつ
)
は
素
(
もと
)
より異れども、紛々たる細雨は、予をして幸に
黄梅雨
(
くわうばいう
)
の天を彷彿せしむ。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“節”で始まる語句
節
節々
節穴
節句
節会
節奏
節季
節廻
節供
節操