トップ
>
箱崎町
>
はこざきちょう
ふりがな文庫
“
箱崎町
(
はこざきちょう
)” の例文
挙ぐれば
中洲
(
なかず
)
と
箱崎町
(
はこざきちょう
)
の
出端
(
でばな
)
との間に深く
突入
(
つきい
)
っている堀割はこれを箱崎町の
永久橋
(
えいきゅうばし
)
または
菖蒲河岸
(
しょうぶがし
)
の
女橋
(
おんなばし
)
から眺めやるに水はあたかも入江の如く無数の荷船は部落の観を
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
おなじく二十日には、深川
箱崎町
(
はこざきちょう
)
の木綿問屋、
桔梗屋
(
ききょうや
)
安兵衛の娘のお花、これも十七歳。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
箱崎町
(
はこざきちょう
)
の本宅へ
還
(
かえ
)
る若林を送って、土州橋の交番の
辺
(
あたり
)
まで歩き、大抵そこで別れることにしていたが、交番の巡査も若林を見ると、お互いににっこりして
挨拶
(
あいさつ
)
するくらい、それは
頻繁
(
ひんぱん
)
であった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
老夫婦はもと
箱崎町
(
はこざきちょう
)
にいた金貸で、罹災の当日、逃げ迷った道すがら、おたみを助け、その郷里の
桐生
(
きりゅう
)
に
往
(
い
)
って年を越し、東京に帰って来てから、引取る人の尋ねて来るのを待つ間
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“箱崎町”の解説
箱崎町(はこざきまち)は、福岡県糟屋郡にあった町。
(出典:Wikipedia)
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
崎
常用漢字
小4
部首:⼭
11画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“箱崎”で始まる語句
箱崎