“筒山船”の読み方と例文
読み方割合
つつやまぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠州新居あらい筒山船つつやまぶねに船頭左太夫以下、楫取かじとり水夫かこ十二人が乗組んで南部へ米を運んだ帰り、十一月末、運賃材木を積んで宮古港を出帆、九十九里浜の沖合まで来たところで、にわかの時化しけに遭った。
藤九郎の島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)