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筌
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うけ
ふりがな文庫
“
筌
(
うけ
)” の例文
夏がくれば、私は
魚籠
(
びく
)
をさげて父のあとから、ひょこひょこ歩き、投網打ちに行った。
筌
(
うけ
)
をかけにも行った。釣りにも行った。
わが童心
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
ここらあたりにも
又
(
また
)
沢山
(
たくさん
)
の湯がわいておる。
湯坪
(
ゆつぼ
)
という村には
筋
(
すじ
)
湯、
大岳
(
おおたけ
)
地獄、
疥癬
(
ひぜん
)
湯、河原の湯、
田野
(
たの
)
という村には
星生
(
ほっしょう
)
の湯、中野の湯、
寒
(
かん
)
の地獄、
筌
(
うけ
)
の
口
(
くち
)
温泉というのがある。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“筌”の解説
筌(うけ、うえ)とは、外側が網体で構成されており割竹等で作った漏斗状の口から入ってきた魚介類を閉じこめて捕獲する漁具。なお水生生物の調査器具(調査用の定置網など)の構成部分でもある。
(出典:Wikipedia)
筌
漢検1級
部首:⽵
12画
“筌”を含む語句
黄筌
茶筌花
茶筌
茶筌髪
茶筌丸
金筌集
言筌
茶筌髷
茶筌首
茶筌頭
博物筌
筌蹄
改正月令博物筌
忘筌子
後茶筌
小筌
太茶筌