“筆毛(ふでげ)” の例文
その夜——凍りつく筆毛(ふでげ)を走らせて、彼は、粟田口(あわたぐち)の草庵にいる養父(ちち)の範綱——今ではその俗名を捨てて観真(かんしん)とよぶ養父へ宛てて、書くにも辛い手紙を書き、あくる朝
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
筆毛(ふでげ)のさきも逆立(さかだ)ちて
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)