“笹波”の読み方と例文
読み方割合
ささなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾多(いくた)の罪人を呑み、幾多の護送船を吐き出した逆賊門は昔(むか)しの名残(なご)りにその裾(すそ)を洗う笹波(ささなみ)の音を聞く便(たよ)りを失った。ただ向う側に存する血塔(けっとう)の壁上に大(おおい)なる鉄環(てっかん)が下(さ)がっているのみだ。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)