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第一
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いっち
ふりがな文庫
“
第一
(
いっち
)” の例文
座中では男の
中
(
うち
)
の
第一
(
いっち
)
年下の二十七で、
少々
(
わかわか
)
しいのも気の弱そうに見えるのが、今夜の会には打ってつけたような野辺送りの帰りと云う。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それじゃ堪忍してあげますから、今度は
秘
(
かく
)
さないで
有仰
(
おっしゃ
)
いよ。あのね、坊ちゃんは毎晩いらっしゃいますが、何が
第一
(
いっち
)
お気に入ったの。」
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「どうです、御承知だろうね、町内じゃあお前さんの
家
(
うち
)
が
第一
(
いっち
)
新顔だから、何かその辺にものでもあるように思われては迷惑、可うごすかい、分りましたろう。」
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
第
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
“第一”で始まる語句
第一番
第一流
第一嬢子
第一人者
第一斜檣
第一等
第一歩
第一孃子
第一人
第一冊