“竹洞”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
ちくとう	50.0%
ちくどう	50.0%

ちくとう

田能村竹田（たのむらちくでん）の「山中人饒舌（さんちゅうじんじょうぜつ）」とか、渡辺崋山の著書とか、竹洞（ちくとう）の「金剛杵（こんごうしょ）」とかいうあたりのものは、さすがと思われるが、前の本朝画纂を始め、ひどい出鱈目（でたらめ）が、いかにも多い。

随筆　宮本武蔵 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

ちくどう

山陽しばしば画師竹洞（ちくどう）の大陽物をなぶる。竹洞大いに怒り、自ら陽物を書き、『山陽先生、余の陽物を以て大なりと為す。拙者の陰茎（いんけい）、僅に此（かく）の如し』

八宝飯 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)

竹	常用漢字 小１ 部首:⽵ 6画
洞	常用漢字 中学 部首:⽔ 9画