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竪帷
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タツバリ
ふりがな文庫
“
竪帷
(
タツバリ
)” の例文
今日の日暮れまでには、立ち還りに、難波へ行つて來る、と齒のすいた口に叫びながら、郎女の
竪帷
(
タツバリ
)
に向けて、庭から匍伏した。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今日の日暮れまでには、立ち還りに、難波へ行つて来る、と歯のすいた口に叫びながら、郎女の
竪帷
(
タツバリ
)
に向けて、庭から
匍伏
(
ホフク
)
した。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今日の日暮れまでには、立ち還りに、難波へ行つて來る、と齒のすいた口に叫びながら、郎女の
竪帷
(
タツバリ
)
に向けて、庭から匍伏した。子古の發つた後は、又のどかな春の日に戻つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
伴
(
トモ
)
に立つて來た
家人
(
ケニン
)
の一人が、大きな木の
叉枝
(
マタブリ
)
をへし折つて來た。さうして、旅用意の
卷帛
(
マキギヌ
)
を、幾垂れか、其場で之に結び下げた。其を
牀
(
ユカ
)
につきさして、即座の
竪帷
(
タツバリ
)
—几帳—は調つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
伴
(
トモ
)
に立つて來た
家人
(
ケニン
)
の一人が、大きな木の
叉枝
(
マタブリ
)
をへし折つて來た。さうして、旅用意の
卷帛
(
マキギヌ
)
を、幾垂れか、其場で之に結び下げた。其を
牀
(
ユカ
)
につきさして、即座の
竪帷
(
タツバリ
)
—几帳—は調つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
伴
(
トモ
)
に立つて来た
家人
(
ケニン
)
の一人が、大きな木の
叉枝
(
マタブリ
)
をへし折つて来た。さうして、旅用意の
巻帛
(
マキギヌ
)
を、幾垂れか、其場で
之
(
コレ
)
に結び下げた。其を
牀
(
ユカ
)
につきさして、即座の
竪帷
(
タツバリ
)
—几帳—は調つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
竪
漢検準1級
部首:⽴
13画
帷
漢検1級
部首:⼱
11画
“竪”で始まる語句
竪
竪琴
竪縞
竪川
竪坑
竪皺
竪薦
竪町
竪矢
竪横