“立尽”のいろいろな読み方と例文
旧字:立盡
読み方割合
たちつく60.0%
たちつ20.0%
スタンジング20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余りに事の意外さに、蘭堂は暫くぼんやり立尽たちつくしていたが、やがて、テーブルの上の手紙の様な紙片かみきれを手に取って、むさぼり読んだ。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
あっけに取られた私は、ただボンヤリとそこに立尽たちつくしていました。まるできつねにでもつままれた様な話しなのです。
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
もし悪球を撃たば三人ことごとく立尽スタンジング(あるいは立往生という)に終ることさえあるなり。
ベースボール (新字新仮名) / 正岡子規(著)