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突貫
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つきつらぬ
ふりがな文庫
“
突貫
(
つきつらぬ
)” の例文
ひい、と泣いて雲に
透
(
とお
)
る、……あわれに、悲しげな、何とも異様な声が、人々の耳をも胸をも
突貫
(
つきつらぬ
)
いて響いたのである。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
突貫
(
つきつらぬ
)
く、林藏は
苦紛
(
くるしまぎ
)
れに
柄元
(
つかもと
)
へ手を掛けたなり
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ひい、と
泣
(
な
)
いて
雲
(
くも
)
に
透
(
とほ
)
る、……あはれに、
悲
(
かな
)
しげな、
何
(
なん
)
とも
異樣
(
いやう
)
な
聲
(
こゑ
)
が、
人々
(
ひと/″\
)
の
耳
(
みゝ
)
をも
胸
(
むね
)
をも
突貫
(
つきつらぬ
)
いて
響
(
ひゞ
)
いたのである。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“突貫”の意味
《名詞》
突貫(とっかん)
何かを突き通すこと。
敵陣に突撃すること。
一気に物事を行うこと。
(出典:Wiktionary)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
貫
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
“突貫”で始まる語句
突貫亭