“空寒”の読み方と例文
読み方割合
うそさむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝あくるあさ目を覚ました時は、雨戸の隙を潜つて空寒うそさむく障子を染めた暁の光の中に、石油だけは流石に凍らぬと見えて、心を細めて置いた吊洋燈つりランプ昨夜よべの儘にうつすりと点つて居たが
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)