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積弊
ふりがな文庫
“積弊”の読み方と例文
読み方
割合
せきへい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せきへい
(逆引き)
朝廷の
積弊
(
せきへい
)
や、後醍醐の無謀もわかりながら、ついに彼が、菊水の旗をここに持ったのは、要するに正成は、同じ
時人
(
じじん
)
ではあっても、天性
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのために税といえば、ただ権力者の
鴟梟
(
しきゅう
)
の欲に供するものという以外に、なんらの意味なき事となった。これが支那の古今を貫く
積弊
(
せきへい
)
である。
三たび東方の平和を論ず
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
上皇院政の
積弊
(
せきへい
)
や、皇室をめぐる貴族対貴族の、立后の競争や、女院のかげに秘謀を思う官僚など、保元の
因
(
もと
)
は、
一様
(
いちよう
)
ではありませんが、中にも、乱後、
讃岐
(
さぬき
)
へ流されて
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
積弊(せきへい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“積弊”の意味
《名詞》
積 弊(せきへい)
長い間行ってきたことにより積もり重なった弊害。
(出典:Wiktionary)
積
常用漢字
小4
部首:⽲
16画
弊
常用漢字
中学
部首:⼶
15画
“積”で始まる語句
積
積重
積込
積雪
積上
積荷
積藁
積悪
積出
積雲
検索の候補
固陋積弊
“積弊”のふりがなが多い著者
大隈重信
吉川英治