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稲飯命
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いなひのみこと
ふりがな文庫
“
稲飯命
(
いなひのみこと
)” の例文
その和邇返らんとする時
所佩
(
みはかせ
)
る
紐小刀
(
ひもがたな
)
を解いてその頸に付けて返したまいし故その一尋の和邇を今に
佐比持神
(
さひもちのかみ
)
というと見え、『書紀』に
稲飯命
(
いなひのみこと
)
熊野海で暴風に
遭
(
あ
)
い
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
天皇は、これに
屈
(
くつ
)
し給ふことなく、紀州の南端を迂廻して、南方より大和へ入る作戦を敢行遊ばしたが、時利あらず、潮岬の
颶風
(
ぐふう
)
に遭つて、皇兄
稲飯命
(
いなひのみこと
)
と
三毛入野命
(
みけいりぬのみこと
)
を失ひ給うた。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
“稲飯命”の解説
稲飯命(いないのみこと)は、記紀等に伝わる古代日本の皇族。
『日本書紀』では「稲飯命」や「彦稲飯命」、『古事記』では「稲氷命」と表記される。
神武天皇(初代天皇)の兄である。
関係略系図(表記・記載は『日本書紀』本文による)
(出典:Wikipedia)
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“稲”で始まる語句
稲荷
稲妻
稲
稲光
稲田
稲扱
稲荷様
稲村
稲荷鮨
稲荷町