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稚妓
ふりがな文庫
“稚妓”の読み方と例文
読み方
割合
こども
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こども
(逆引き)
木綿
(
もめん
)
のお
力
(
りき
)
という妓がある。そのお力が、
八幡前
(
はちまんまえ
)
の小鳥屋の前まで来ると、人だかりがしていた。
覗
(
のぞ
)
いてみると、尾花家の
稚妓
(
こども
)
が小鳥屋の亭主に何かひどく
呶鳴
(
どな
)
られていた。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(おや、そうかえ。
稚妓
(
こども
)
だから、自分にひきくらべて、小鳥もお菓子を喰べたいだろうと思ってやったのだろうよ。わたしも、自分の勤めの身にひきくらべると、こうしてやりたくなってしまったよ)
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稚妓(こども)の例文をもっと
(1作品)
見る
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
妓
漢検準1級
部首:⼥
7画
“稚”で始まる語句
稚
稚児
稚子
稚気
稚兒
稚拙
稚内
稚児髷
稚心
稚児輪