“秀輔”の読み方と例文
読み方割合
ひですけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに引かえ僕のおとと秀輔ひですけは腕白小僧で、僕より二ツ年齢としが下でしたが骨格も父にたくましく、気象もまるで僕とはちがって居たのです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ところが燕嬢は、千葉秀輔ひですけという人の奥さんで、この秀輔という人は当時のドイツ語学者だった。これは私の勤めていた新聞社の同僚だったので知っているんですよ。
平次放談 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
秀輔ひですけは実子じゃがお前のことは決して知らさんから、お前も真実の兄となって生涯れの力ともなって呉れ。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)