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禾場
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うちば
ふりがな文庫
“
禾場
(
うちば
)” の例文
草屋根と云わず、
禾場
(
うちば
)
と云わず、
檐下
(
のきした
)
から転び出た木臼の上と云わず、出し忘れた物干竿の上のつぎ
股引
(
ももひき
)
と云わず、田も畑も路も
烏
(
からす
)
の羽の上までも、真白だ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
禾場
(
うちば
)
には村の人達が寄って、板を
削
(
けず
)
り
寝棺
(
ねがん
)
を
拵
(
こさ
)
えて居る。
以前
(
もと
)
は耶蘇教信者と嫌われて、次郎さんのお
祖父
(
じい
)
さんの葬式の時なぞは誰も来て
手伝
(
てつど
)
うてくれる者もなかったそうだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「お
前
(
まえ
)
さんとならばヨウ、
何処
(
どこ
)
までもウ、親を離れて
彼世
(
あのよ
)
までもゥ」
若
(
わか
)
い女の好い
声
(
こえ
)
が歌う。「コラコラ」皆が
囃
(
はや
)
す。
禾場
(
うちば
)
の日はかん/\照って居る。くるり棒がぴかりと光る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
禾
漢検準1級
部首:⽲
5画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“禾”で始まる語句
禾本
禾
禾堆
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禾本科
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禾稼
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禾黍
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