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禁忌
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きんき
ふりがな文庫
“
禁忌
(
きんき
)” の例文
と病中の
無聊
(
ぶりょう
)
にかかる研究心を起せしと見ゆ。中川は何事にも一応の
理窟
(
りくつ
)
を組立つる
癖
(
くせ
)
あり「イヤ、食合せの
禁忌
(
きんき
)
という事は必ずあるべき事だ。 ...
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
途中で
禁忌
(
きんき
)
症状が出れば、自分だけ途中下車して、病院に強制入院させられるでしょう。万一家に帰りついても、内地じゃ薬は自由にならないからね。
狂い凧
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
『それよ、かりそめにも、
禁忌
(
きんき
)
を
冒
(
おか
)
すまじきは、法令にまさる、堂上の大則でもあるに』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禁忌
(
きんき
)
をこういう風にある作物だけに限局しておけば、農民の行動もよほど自由にはなるわけだが、単にそのために発明せられたものとしては、今ある
由来譚
(
ゆらいだん
)
が少しばかり奇抜過ぎる。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
病人が刺撃物を食べると
忽
(
たちま
)
ち害を受けます。
何
(
な
)
んでも病気には食物の
禁忌
(
きんき
)
ほど大切な事はありません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“禁忌”の意味
《名詞》
忌み嫌い、止めること。日月・方位・医薬・食餌をどについて忌み憚ること。
ある疾患に関して、却って悪い結果を生じさせるため摂取や投与、実施を禁じられる薬物や治療法。
(出典:Wiktionary)
禁
常用漢字
小5
部首:⽰
13画
忌
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
“禁忌”で始まる語句
禁忌症