“由来譚”の読み方と例文
読み方割合
ゆらいだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて『大和物語やまとものがたり』の蘆刈話あしかりばなしの元の形かと考えてみた、近江おうみ由良ゆらさと竈神かまどがみ由来譚ゆらいだんなども、袋中たいちゅうの大徳は是を事新ことあたらしく書き伝えたけれども
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
禁忌きんきをこういう風にある作物だけに限局しておけば、農民の行動もよほど自由にはなるわけだが、単にそのために発明せられたものとしては、今ある由来譚ゆらいだんが少しばかり奇抜過ぎる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)