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袋中
ふりがな文庫
“袋中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいちゅう
60.0%
タイチユウ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいちゅう
(逆引き)
かつて『
大和物語
(
やまとものがたり
)
』の
蘆刈話
(
あしかりばなし
)
の元の形かと考えてみた、
近江
(
おうみ
)
由良
(
ゆら
)
の
里
(
さと
)
の
竈神
(
かまどがみ
)
の
由来譚
(
ゆらいだん
)
なども、
袋中
(
たいちゅう
)
の大徳は是を
事新
(
ことあた
)
らしく書き伝えたけれども
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
袋中
(
たいちゅう
)
の『琉球神道記』によれば、いわゆる琉球固有の文字の発明された所も浦添である。また「琉球文にて記せる最後の金石文」の立っているようどれも
此処
(
ここ
)
にある。
浦添考
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
袋中(たいちゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
タイチユウ
(逆引き)
尤、
袋中
(
タイチユウ
)
和尚其他相当な島渡りの浄土僧からも伝へられたらうと言ふ事も考へられないでもない。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
念仏宗の地盤の、既に出来てゐた上に、
袋中
(
タイチユウ
)
の渡海があつたものと見てよい。浄土宗の布教は、実に行き届いてゐた。地理的に階級的に、忘れられた未信者のありかを、追求して止まなかつた。
組踊り以前
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
袋中(タイチユウ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“袋中”の解説
袋中(たいちゅう、天文21年1月29日(1552年2月23日)- 寛永16年1月21日(1639年2月23日))は、江戸時代前期の浄土宗の学僧。陸奥国岩城の出身で、道号を弁蓮社入観(べんれんじゃにゅうかん)、法諱を良定(りょうじょう)と号した。まだ見ぬ仏法を求めて明に渡ることを企図し、渡明の便船を求めて琉球王国に滞在。滞在中に琉球での浄土宗布教に努めた。渡明の便船が見つからず帰国した後は、京都三条の檀王法林寺をはじめ多くの浄土寺院の創建や中興をおこなった。
(出典:Wikipedia)
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“袋中”で始まる語句
袋中大徳
袋中上人
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