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ふりがな文庫
“
祭事
(
まつりごと
)” の例文
かくのごとき
祭事
(
まつりごと
)
がいかにして
政治
(
まつりごと
)
に変わって来たか。ここに我々はいわゆる「
大臣
(
おおおみ
)
大連
(
おおむらじ
)
」の意義が見いだされはしないかと思う。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
即ち「
政事
(
まつりごと
)
」は、「
祭事
(
まつりごと
)
」で、この祭政一致の思想は、わが国固有の政治の特色として、現代にも及んで居るのである。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
「まつりごと」が初め「
祭事
(
まつりごと
)
」を意味したということは、古き伝説や高塚式古墳の遺物によって十分確かめ得られると思う。君主は自ら神的なものであるとともにまた祭司であった。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
言いかえれば
祭事
(
まつりごと
)
としての権威によって
政治
(
まつりごと
)
が行なわれたのである。しかしながら実際に行なわれるのはもはや祭事ではなくして西方の知識による政治であった。ここに形式と内容との分離がある。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“祭事”の意味
《名詞》
祭事(さいじ)
祭。神事。祭祀。
(出典:Wiktionary)
祭
常用漢字
小3
部首:⽰
11画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“祭”で始まる語句
祭
祭礼
祭文
祭壇
祭祀
祭禮
祭日
祭文語
祭典
祭物見