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神魂
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たま
ふりがな文庫
“
神魂
(
たま
)” の例文
また
神魂
(
たま
)
は骸と分かりては、なお清く
潔
(
きよ
)
かる
謂
(
いわ
)
れありとみえて、火の
汚穢
(
けがれ
)
をいみじく
忌
(
い
)
み、その
祭祠
(
まつり
)
をなすにも、
汚
(
けがれ
)
のありては、その
享
(
まつり
)
を受けざるなり
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
人死にて
神魂
(
たま
)
と
亡骸
(
なきがら
)
と二つに
別
(
わかり
)
たる上にては、
骸
(
なきがら
)
は
汚穢
(
きたなき
)
ものの限りとなり、さては
夜見
(
よみ
)
の国の物に
属
(
つ
)
く
理
(
ことわり
)
なれば、その骸に触れたる火に
汚
(
けがれ
)
のできるなり。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
『
弁弁道書
(
べんべんどうしょ
)
』にいわく、「清明なるものはその
神魂
(
たま
)
天に昇りて神明となる、邪曲無道の者はその神魂霊ならずして、降りて幽谷、山野に迷い、畜身の胎中にも入る」
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“神魂”で始まる語句
神魂瓢蕩
神魂飄蕩