神亀じんき)” の例文
神亀じんき元年三月御年十六歳のとき光明子として聖武天皇の妃となられ、天平元年八月に皇后として立たれた。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
聖武しょうむ天皇、神亀じんき元年冬十月紀伊国に行幸せられた時、従駕の山部赤人の歌った長歌の反歌である。「沖つ島」は沖にある島の意で、此処は玉津島たまつしまのことである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)