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祖父
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おじいさん
ふりがな文庫
“
祖父
(
おじいさん
)” の例文
わたしはそう思うの。
曾祖父
(
ひいじいさん
)
や
祖父
(
おじいさん
)
はきっと十四両秤をつかったんですよ。普通の秤に掛ければ、せいぜい九斤か八斤くらいのものです
風波
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
我れ死んだら老いたる
祖父
(
おじいさん
)
や
幼
(
いとけ
)
ない妹はいかに歎くであろう、しかしこの瞬間に於いて我が死を止めてくれる者がないから仕方がないのだ。
愛か
(新字新仮名)
/
李光洙
(著)
その頃の人たちが、紙へかいてくれた
絵話
(
えばなし
)
のような絵が沢山あったのを、
祖父
(
おじいさん
)
が丹念にとっておいてくれたのだが、どうしてしまったかなあ。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
アンポンタンはこの
祖父
(
おじいさん
)
の
歿後
(
ぼつご
)
、母が嫁して来たので、生きていた日は知らないが、善良な小市民の見本であったらしい。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ある夜押込みがはいって、
祖父
(
おじいさん
)
の頬っぺたを
白刃
(
しらは
)
で
叩
(
たた
)
いて起した。祖母は小さな声でみんな出してやれといった。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
だが、
祖父
(
おじいさん
)
は
祖母
(
おばあさん
)
を信頼している。早く出してやれといったが——祖父は頭の上の、
階下
(
した
)
から荷物をあげおろしするためにつくってある
簾
(
す
)
の子に、階下の様子を
覗
(
のぞ
)
いている祖母の眼を感じた。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“祖父”で始まる語句
祖父様
祖父樣
祖父殿
祖父母
祖父祖母
祖父様方
祖父江出羽守
祖父上
祖父児
祖父君