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礮
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ほう
ふりがな文庫
“
礮
(
ほう
)” の例文
然
(
しか
)
り
而
(
しこう
)
して天下の士夫は安然黙然として、一
礮
(
ほう
)
一艦の往きてその罪を問うなし。神州の正気、既に
已
(
すで
)
に邪気の消蝕する所と為るか。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
西域から
礮
(
ほう
)
手も聘せられる。当時の数学の発達は根本においては断じて支那固有のものであるが、多少の影響を受けたことはもちろんあろう。
文化史上より見たる日本の数学
(新字新仮名)
/
三上義夫
(著)
今日欧州諸国においてもクルップ砲といい、アームストロング
礮
(
ほう
)
といい、甲鉄艦といい、水雷火船といい、ただ一種国光を
耀
(
かがや
)
かすの装飾にして
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
吾が師平象山は経術深粋なり、
尤
(
もっと
)
も心を時務に
留
(
とど
)
む。十年前、藩侯執政たりしとき、外寇の議論を
上
(
たてまつ
)
り、
船匠
(
せんしょう
)
・
礮工
(
ほうこう
)
・舟師・技士を海外に
傭
(
やと
)
い、艦を造り
礮
(
ほう
)
を
鋳
(
い
)
、水戦を操し礮陣を習わんことを論ず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
礮
部首:⽯
21画
“礮”を含む語句
号礮
巨礮
礮台
礮学
礮工