日本で数学の発達したのは徳川時代及びそれ以前〔後〕のことであって、上古以来戦国時代の終わりまでは数学に関して幾らも知られたことがなく、また明治大正時代の数学は西洋の学問を宗として起こったもので、未だあまり特色も見えないし、未だこれを歴史的に …
著者 | 三上義夫 |
ジャンル | 自然科学 > 数学 > 数学 |
初出 | 「哲学雑誌 第三十七巻第四二一―四二六号」1922(大正11)年3月~8月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1時間47分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2時間59分(300文字/分) |