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磐余
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いはれ
ふりがな文庫
“
磐余
(
いはれ
)” の例文
鴨が
声
(
ね
)
を聞いたのだつけ。さうだ。
訳語田
(
をさだ
)
の家を引き出されて、
磐余
(
いはれ
)
の池に上つた。堤の上には、遠捲きに人が一ぱい、あの萱原、そこの
矮叢
(
ぼさ
)
から首がつき出て居た。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
百
(
もも
)
伝
(
つた
)
ふ
磐余
(
いはれ
)
の
池
(
いけ
)
に
鳴
(
な
)
く
鴨
(
かも
)
を
今日
(
けふ
)
のみ
見
(
み
)
てや
雲隠
(
くもがく
)
りなむ 〔巻三・四一六〕 大津皇子
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
もゝつたふ
磐余
(
いはれ
)
ノ池に鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“磐余”の解説
磐余(いわれ)とは、奈良盆地桜井市中部(阿部・池之内)から橿原市南東部(池尻)にかけての古地名。天香具山北東山麓を指す。石村・石寸とも表記する。
(出典:Wikipedia)
磐
漢検準1級
部首:⽯
15画
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“磐余”で始まる語句
磐余伊美吉諸君