“硝烟”の読み方と例文
読み方割合
しょうえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銃殺全く執行されて、硝烟しょうえんの香のせたるまで、尉官は始終お通の挙動に細かく注目したりけるが、心地げにひげひねりて
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それが、貴方に海の憬れを駆り立て、硝烟しょうえんの誘いに耐えきれなくさせて、秘かにURウー・エル—4号の改装を始めたのでしたわね
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)