砲丸たま)” の例文
フランス軍がウィーンに侵入してハイドンの家近く砲丸たまが落ちて来たとき、起き上って着物きものえさせ、驚き騒ぐ家人達に
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
その時我々はもういただき近くにいた。ここいらへも砲丸たまが飛んで来たんでしょうなと聞くと、ここでやられたものは、多く味方の砲丸自身のためです。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
砲丸たまよけをしたのであった。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)