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砂町
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すなまち
ふりがな文庫
“
砂町
(
すなまち
)” の例文
今日の深川は西は大川の岸から、東は
砂町
(
すなまち
)
の境に至るまで、一木一草もない。焼跡の空地に生えた雑草を除けば、目に映ずる青いものは一ツもない。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
セメントの大通は大横川を越えた後、更に東の方に走って十間川を横切り
砂町
(
すなまち
)
の空地に突き入っている。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
わたくしが
砂町
(
すなまち
)
の南端に残っている
元八幡宮
(
もとはちまんぐう
)
の
古祠
(
こし
)
を
枯蘆
(
かれあし
)
のなかにたずね当てたのは全く偶然であった。始めからこれを尋ねようと思立って杖を曳いたのではない。
元八まん
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
来路
(
らいろ
)
を顧ると、
大島町
(
おおじままち
)
から
砂町
(
すなまち
)
へつづく工場の建物と、人家の屋根とは、堤防と夕靄とに隠され、唯林立する煙突ばかりが、
瓦斯
(
ガス
)
タンクと共に、今しも
燦爛
(
さんらん
)
として燃え立つ夕陽の空高く
放水路
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
砂町
(
すなまち
)
では○元〆川○境川おんぼう堀。その他。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“砂町”の解説
砂町(すなまち)は、東京府南葛飾郡に存在した町であり、東京都江東区東部に存在した旧地名。現在の北砂、南砂、新砂、東砂にあたる。
(出典:Wikipedia)
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“砂”で始まる語句
砂
砂利
砂漠
砂礫
砂埃
砂塵
砂糖
砂丘
砂煙
砂地