石鎚いしづち)” の例文
旅行の目的は四国第一の高山石鎚いしづち山に登ることであつた。私の少年の頃「お山行(やまゆき)」といへば石鎚登山の連中を指した。
初旅の残像 (新字旧仮名) / 安倍能成(著)
今日は漬物の床にしか使わぬようになったが、以前は食料であり、今も伊予石鎚いしづち山麓の村々などに、これを食べている者があるということである。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
四国の高山石鎚いしづち山は、白山や立山などと殆ど時を同じくして開かれた山である。『日本霊異記』には
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
現に四国の石鎚いしづち山では、七月一日の山開きの当日から、七日間断食して毎日頂上をかける——かける、とは山腹の社から頂上までを往復するをいう——というふうな特異な登山行者がある。
登山は冒険なり (新字新仮名) / 河東碧梧桐(著)