“着肥”の読み方と例文
読み方割合
きぶと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五人目の客は年の若い仏蘭西フランス文学の研究者だった。自分はこの客と入れ違いに、茶の容子ようすうかがいに行った。するともう支度の出来た伯母は着肥きぶとった子供を抱きながら、縁側をあちこち歩いていた。
子供の病気:一游亭に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)