“眼印”の読み方と例文
読み方割合
めじる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに、あれほど彼の網膜にきついた映像に見誤りがあるはずはない。なによりもその「異様に長い黒の外套がいとう」が眼印めじるしとなって、パッカアは一眼でそれと判別した。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
五百兩持出させた晩、竹竿たけざをで菊次郎をなぐり殺したが、五百兩といふ小判を持ち運ぶ工夫はない、お銀は舟は漕げないから、川に沈めて竿を立てて眼印めじるしにして置いたのだ。