“眼側”の読み方と例文
読み方割合
まぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
往来ゆききの人々は、いずれも鼻汁はなをすすったり、眼側まぶちを紅くしたり、あるいは涙を流したりして、顔色は白ッぽく、ほお、耳、鼻の先だけは赤く成って、身を縮め、頭をかがめて、寒そうに歩いていた。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)