真率まじめ)” の例文
旧字:眞率
信吾も其頃は、感情の荒んだ今とは別人の様で、血のあたたかい真率まじめな、二十二の若々しい青年であつたのだ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
手紙には日常の談話とことならない程度の平易な英語で、真率まじめに余の学位辞退を喜こぶむねが書いてあった。