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眞當
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ほんたう
ふりがな文庫
“
眞當
(
ほんたう
)” の例文
新字:
真当
「その通りだよ、八。
眞當
(
ほんたう
)
のことを言ふと、主人の清兵衞を殺したのは與之松だが、伜の清五郎を殺したのは、與之松ぢやなかつたんだ」
銭形平次捕物控:180 罠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
胸の中には絶望の聲——「今度こそ
眞當
(
ほんたう
)
の
代人
(
かはり
)
が來た。
汝
(
きさま
)
の運命は今日限りだ! アト五時間だ、イヤ三時間だ、二時間だ、一時間だツ!」
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「主人は歸されたが、
眞當
(
ほんたう
)
の下手人の擧らないうちは、世間の人は白い眼で見ますから、老木屋は火の消えたやうですよ」
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
眞當
(
ほんたう
)
の裸體は客に見せませんでしたが、錢形平次が活躍して居る頃の江戸には、そんな取締規則などはありません。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
納めるところへ納め、拂ふところへ拂はないうちは、檀家で兩替屋の私が心配だからと、——その心配が
眞當
(
ほんたう
)
になつて、惡い事は妙に言ひ當てるものですね
銭形平次捕物控:274 贋金
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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淺五郎はお町に逢つたのは
眞當
(
ほんたう
)
で御座いますが、それからズーツと、寺島新田の叔母の家に居りました。長命寺境内と申したのは遠方へ行くのはお
許
(
ゆるし
)
がむづかしいと思つたからで御座いませう。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
眞當
(
ほんたう
)
の下手人は、永久に現はれずに濟んだかも知れません。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
眞
部首:⽬
10画
當
部首:⽥
13画
“眞”で始まる語句
眞
眞實
眞中
眞面目
眞白
眞赤
眞直
眞黒
眞似
眞個