“相府”の読み方と例文
読み方割合
しょうふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お帰りの車の内に入れてお連れください。——そういえば、夜も更けましたから、相府しょうふのご門前までお送りしましょう」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その頃また孔明も久しぶりに成都へもどり、劉禅りゅうぜんを拝して、相府しょうふに退き、しばし病を養っていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂布は、とばりを排して、窓外へ眼をやった。そして彼女のいる相府しょうふの空をぼんやり眺めていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)