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直之
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なおゆき
ふりがな文庫
“
直之
(
なおゆき
)” の例文
「
直之
(
なおゆき
)
の首は暑中の折から、
頬
(
ほお
)
たれ
首
(
くび
)
になっております。従って臭気も甚だしゅうございますゆえ、
御検分
(
ごけんぶん
)
はいかがでございましょうか?」
古千屋
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
四月二十八日大野治房同じく道犬等、浅野
長晟
(
ながあきら
)
の兵を迎え撃たんとして、住吉、堺を焼き、兵火を利用して南下し、先鋒の
塙
(
ばん
)
団右衛門
直之
(
なおゆき
)
は、
樫井
(
かしい
)
に於て、浅野の先鋒亀田大隅と戦って敗死した。
大阪夏之陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
井伊の陣屋の
騒
(
さわ
)
がしいことはおのずから
徳川家康
(
とくがわいえやす
)
の耳にもはいらない
訣
(
わけ
)
には
行
(
ゆ
)
かなかった。のみならず直孝は家康に
謁
(
えっ
)
し、古千屋に
直之
(
なおゆき
)
の
悪霊
(
あくりょう
)
の乗り移ったために誰も皆恐れていることを話した。
古千屋
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
直之
(
なおゆき
)
は古千屋の話によれば、彼女に子を
一人
(
ひとり
)
生ませていた。
古千屋
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
“直之”で始まる語句
直之助