目抜めぬき)” の例文
馬車はそれから国泰寺の方へ出、住吉橋を越して己斐こいの方へ出たので、私はほとん目抜めぬきの焼跡を一覧することが出来た。
夏の花 (新字新仮名) / 原民喜(著)
此人これがまた後にチベットを出る時分に大変助けになった人ですから、ここに寄遇した事を言って置かないと後の事が分らない。ある日私はラサの目抜めぬきであるいわば
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)