“皓潔”の読み方と例文
読み方割合
こうけつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
格別の新しがらなくともあたらしい智識ちしきの洗礼を受けたのちの彼女の素直さと女らしい愛らしさと皓潔こうけつ放胆ほうたんがぎすぎすした理窟りくつ気障きざな特別な新らしがりより新らしいのでしょう。
新時代女性問答 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
傳へいふ、初めこの皓潔こうけつ玉の如き卓を發掘せしとき、工夫は驚喜の餘、覺えず聲を放ちて叫びぬと。されど我を動すことこれより深かりしは、色褪せたる人骨と灰に印せる美しき婦人の乳房となりき。