“病弊”の読み方と例文
読み方割合
びょうへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在の安定が、もしそういう人間の堕ち入り易い病弊びょうへい産褥さんじょくのようなものであったら、安定は、やがて次の苦悩の芽をかくしている苗床びょうしょうほかならない。——善信は、慄然りつぜんとした。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)