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疱瘡神
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ほうそうがみ
ふりがな文庫
“
疱瘡神
(
ほうそうがみ
)” の例文
疱瘡神
(
ほうそうがみ
)
を祭らなくなっても、種痘をさえほどこせば、たとえときどき
天然痘
(
てんねんとう
)
が流行しても、少しもおそれることなく
暮
(
く
)
らせるようになりました。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
疱瘡神
(
ほうそうがみ
)
の露払いじゃあるめえし、用もねえのに、わざわざとあばたのところへなんぞ行くがものはねえじゃござんせんか
右門捕物帖:24 のろいのわら人形
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「天誅組というのは、このごろ
流行
(
はや
)
り出した悪い
貼紙
(
はりがみ
)
で、
疱瘡神
(
ほうそうがみ
)
よりもっと
剣呑
(
けんのん
)
な
流行神
(
はやりがみ
)
だ」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「はははは。——道理で、
疱瘡神
(
ほうそうがみ
)
のように、顔も頭も、
腫
(
は
)
れておる」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
疱瘡
(
ほうそう
)
をつかさどる神さまがあって、その神様がいかって疱瘡をはやらせになるから、疱瘡にかからぬようにするには、
疱瘡神
(
ほうそうがみ
)
をおがめばよいといって、
戸
(
こ
)
ごとに祭ったものであります。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
“疱瘡神”の解説
疱瘡神(ほうそうがみ、ほうそうしん)は、疱瘡(天然痘)を擬神化した悪神で、疫病神の一種である。
(出典:Wikipedia)
疱
漢検1級
部首:⽧
10画
瘡
漢検1級
部首:⽧
15画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“疱瘡”で始まる語句
疱瘡
疱瘡人
疱瘡除