“疏(まば)” の例文
それから、その辺の人家のラジオに耳を傾けながら、情勢次第によっては更に川上に溯(さかのぼ)ってゆくのだ。長い堤をずんずん行くと、人家も疏(まば)らになり、田の面や山麓(さんろく)が朧(おぼろ)に見えて来る。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)