“畳替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たたみが50.0%
たたみがえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨が小歇おやみになると、町の子供や旅館の男がほうき松明たいまつとを持って桜の毛虫をいている。この桜若葉を背景にして、自転車が通る。桑を積んだ馬が行く。方々の旅館で畳替たたみがえを始める。
磯部の若葉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
杉本副院長が再度修善寺へ診察に来た時、畳替たたみがえをして待っていますと妻に云い置かれた言葉をすぐに思い出したほど奇麗きれいである。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)