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留南木
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とめき
ふりがな文庫
“
留南木
(
とめき
)” の例文
袷の
衣紋
(
えもん
)
の乱れたまま、
前褄
(
まえづま
)
を取ったがしどけなく
裾
(
すそ
)
を引いて、白足袋の爪先、はらりと
溢
(
こぼ
)
るる
留南木
(
とめき
)
の薫。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
振
(
ふり
)
の
明
(
あき
)
から
溢
(
こぼ
)
れる
緋
(
ひ
)
の
長襦袢
(
ながじゅばん
)
が梓の手にちらちらと
搦
(
から
)
むばかり、
颯
(
さっ
)
とする
留南木
(
とめき
)
の
薫
(
かおり
)
。顔を見合せて
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“留南”で始まる語句
留南奇