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甲所
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かんどころ
ふりがな文庫
“
甲所
(
かんどころ
)” の例文
また自分の話が自分の思う
甲所
(
かんどころ
)
をちっとも言っていないように思えてきた。相手が何かいつもの友人ではないような気にもなる。相手は自分の少し変なことを感じているに違いないとも思う。
泥濘
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
兎角
(
とかく
)
女と云ふやつは、ものの哀れを感じ易いからな。其処へ親切気を見せさへすれば、すぐにころりと落ちてしまふ。かう云ふ
甲所
(
かんどころ
)
を知らないから、
義輔
(
よしすけ
)
や
範実
(
のりざね
)
は何と云つても、——待てよ。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“甲”で始まる語句
甲斐
甲
甲板
甲冑
甲高
甲羅
甲虫
甲走
甲斐性
甲斐甲斐