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田舎城
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いなかじろ
ふりがな文庫
“
田舎城
(
いなかじろ
)” の例文
「……ま、ご意見もいろいろ出たが、こんどは一州一県の
田舎城
(
いなかじろ
)
を
揉
(
も
)
みつぶすのとは、ちとわけが違う。熟慮を要そう。慎重が
要
(
い
)
る」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やあ。ようぞ遠くを。——景勝です。ごあいさつは、後として、いざ、いぶせき
田舎城
(
いなかじろ
)
ながら」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呂布は、心とは反対に、再三辞退したが、玄徳は、彼の野望を満足さすべく、身を退いて、小沛の
田舎城
(
いなかじろ
)
にひき籠ってしまった。そしてしきりと憤慨する左右の者をなだめて、こういった。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「だから
戦
(
いくさ
)
は嫌いだといわれても、世のしずまるまでは、ぜひもない。信長公に御不慮でもなければ、わしも今頃は、どこぞ
田舎城
(
いなかじろ
)
の一つにでも納まって、そもじの側に、気のすむようにいてやれたろうに」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新野は一地方の
田舎城
(
いなかじろ
)
である。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“田舎”で始まる語句
田舎
田舎者
田舎漢
田舎道
田舎家
田舎娘
田舎訛
田舎町
田舎侍
田舎路