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田舎住居
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いなかずまい
ふりがな文庫
“
田舎住居
(
いなかずまい
)” の例文
唯儂一個人としては、六年の
田舎住居
(
いなかずまい
)
の後、いさゝか
獲
(
え
)
たものは、土に対する執着の意味をやゝ
解
(
かい
)
しはじめた事である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
始末のよい叔母は、
田舎住居
(
いなかずまい
)
のそのころから持ち越して来た、
茜木綿
(
あかねもめん
)
や麻の葉の型のついた着物をまた
古葛籠
(
ふるつづら
)
の底から引っ張り出して来て眺めた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
まづこの分なら見込みはついたと、せつせと働くうちに、自体が弱いからだなのでたうとう堪へ切れず残念にも医者をやめなければならなくなり、またもとの
田舎住居
(
いなかずまい
)
とはなつた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“田舎”で始まる語句
田舎
田舎者
田舎漢
田舎道
田舎家
田舎娘
田舎訛
田舎町
田舎侍
田舎路