田原藤太たわらとうだ)” の例文
むかし近江おうみくに田原藤太たわらとうだという武士ぶしんでいました。ある日藤太とうだ瀬田せた唐橋からはしわたって行きますと、はしの上にながさ二十じょうもあろうとおもわれる大蛇おろちがとぐろをまいて、往来おうらいをふさいでていました。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)