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生皮
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いきがわ
ふりがな文庫
“
生皮
(
いきがわ
)” の例文
その多くの汚い眼の中に、壁の際の、そこには、
木鼠
(
きねずみ
)
の
生皮
(
いきがわ
)
が竹釘で打付けてある、その上部の穴からして、ジッとこちらを凝視している一つの眼。
壁の眼の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
殿様は
生皮
(
いきがわ
)
を
剥
(
む
)
けとおっしゃるが、このくらいの奴に
荒
(
あば
)
れられると、生皮を剥くにはかなり骨が折れる。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
随分
生皮
(
いきがわ
)
も
剥
(
はが
)
れよう、
傷
(
て
)
を負うた
脚
(
あし
)
を
火炙
(
ひあぶり
)
にもされよう……それしきは
未
(
まだ
)
な事、こういう事にかけては頗る思付の
好
(
い
)
い
渠奴等
(
きゃつら
)
の事、
如何
(
どん
)
な事をするか
知
(
しれ
)
たものでない。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
白虎
(
びゃくこ
)
の
生皮
(
いきがわ
)
もて
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その犬をおのおの方に試験として提供致そう、ひとつ
生皮
(
いきがわ
)
を剥がして御覧あってはいかがでござる
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
“生皮”で始まる語句
生皮剥
生皮革